9月11日、13時30分に開廷したK元職員への証人尋問は、本人の止むを得ない事情で、開廷から僅か30分で終了しました。
前回の裁判では、「(K職員は)どうせ『やってない』としか証言しないのだから、場合によっては主尋問はやらなくてもいい」などと投げやりなことを言っていた前田尚一弁護士(ルミエール側代理人)ですが、この日の主尋問では、組合が 内部告発した5件の暴行事件について、一つずつK職員に「やってない」と答えさせるにとどまりました。
川村俊紀弁護士(組合側代理人)による反対尋問は僅か10分で時間切れとなったため、次回期日に持ち越されることになりました。
裁判を傍聴したルミエール元職員の声
何度聞いても裁判の傍聴は緊張し、疲れますね。
K君の証人尋問を聞いていたら、 何人もの職員が夢や幻を見ていたのか・・・・そんな気持ちになりました。彼が 「暴力を振るっていない」と言うだけで、何の処分もせず、虐待問題を放置し続けた施設の責任は重大です。
職員の教育をせず、主任だけが特養の責任者では、若い職員に対して苦言は言えません。これは現在でも同じです。
介護現場の勤務実態を知ろうともせず、副主任だけの報告では公平な判断は出来ません。ルミエールの好む「公平と平等」は あり得ないですね。
もし彼が話す様に、虐待が「濡れ衣」だと言うなら、彼を「落とし入れようとした」 多田さんや坂本さんの処分が必要だったはず。
何も真相に近づくこともせず、ただ個人調査を行なってアリバイを作った・・・・・。そんな感想を持ちました。
次回ルミエール裁判 これが最後の証人尋問です
10/16(月)13:30~15:00 札幌地裁 8階 3号法廷証人
次回はK職員への証人尋問です
被告(組合と道新)側からの反対尋問原告 社会福祉法人公和会(ルミエール)
被告 北海道新聞社、札幌地域労組、鈴木一、多田めぐみ、坂本典子、藤田和恵(道新記者)