2004年(平成16年)

 

5月下旬

札幌市へ「ルミエールで虐待が行われている」と利用者家族から通報。

 

6月8日

札幌市、ルミエールへ虐待の有無の徹底調査を指示。

 

6月18日

長沼シズ子施設長、札幌市へ「調査の結果、虐待はなかった」と報告。

 

6月27日

介護職の多田さん、 同僚のAさん(91歳女性)に対する暴行を目撃。 多田さん、虐待の事実を長沼施設長に報告する。 職場内では「仲間を売った」として、 多田さんに対する村八分などのいじめが始まる。

 

この時期、鈴木則子副施設長は職員への個人面談を開始。6名の職員から7件の暴行目撃証言を得るが「虐待とは断定できない」と結論付けた(裁判証言)。

 

8月27日

札幌地域労組、札幌市に対しルミエールにおける虐待を内部告発。

 

10月1日

ルミエールは介護職員の多田・坂本両名と札幌地域労組、 鈴木書記長、道新、藤田記者の6者を名誉棄損で地裁に提訴(請求額1500万)。

 

10月4日

利用者家族の葛西清さん、母親の暴行被害についてルミエールを提訴。

 

11月10日

この時期、新たに雇われた城田仁事務局長は、多田・坂本両名に対し 「内部告発したことを謝罪したら、訴えを取り下げてやる」と圧力。

 

12月15日

多田さん、坂本さん両名はルミエールを名誉棄損で反訴。

 

12月20日

札幌市、ルミエールに対し改善命令 (虐待では全国初の改善命令)。

 

 

2005年(平成17年)

 

3月11日

某市議、「虐待はどこの施設にもある。裁判を取り下げろ」と圧力。

 

この間、ルミエール介護職の約80%が派遣又は臨職となる

 

12月

鈴木則子氏、施設長に昇格。 (理事長の妻・長沼シズ子元施設長は、現在も理事)

 

 

2006年(平成18年)

 

1月30日

2つのルミエール裁判で証人調べ開始。(計7名、のべ12回の尋問)

 

5月17日

札幌地域労組、市にルミエールを履行していないとして、再度指導すよう申し入れ。 札幌市は派遣(約20名)を直雇用に戻すようルミエールを指導。その結果、派遣の介護職約20名が直雇用となる。

 

 

2007年(平成19年)

 

2月5日

ルミエール裁判(組合員が施設から訴えられた件)が結審(予定)。