裁判傍聴のご案内
特養ルミエールにおける高齢者虐待をやめさせようと、 勇気をもって内部告発に立ち上がった札幌地域労組ルミエールユニオンの多田めぐみさん、 坂本典子さんらに対する報復的慰謝料請求裁判が下記の日程で始まります。
この日は短時間(30分以内)で終る予定ですが、多田さん、 坂本さん両名による意見陳述があります。(これは異例なことです)ぜひ皆で、 感動的な意見陳述を聞きに行きましょう。
また、8月26日の内部告発以降今日まで、長沼シズコ施設長自らが2人を皆の前で罵倒した のをはじめ、施設が2人への村八分状態を積極的にあおる状態が続いていました。
多田さん、坂本さん両名はこれらの不当な弾圧について、長沼政幸理事長(施設長の夫) に対し各100万円の慰謝料支払いを求め、12月20日までに札幌地裁に反訴します。
と き 2004年12月20日(月)10時15分 から30分以内で終了の予定
ところ 札幌地裁8F5号法廷 (札幌市北1条西11丁目 駐車場あり)
事件名 謝罪広告等請求事件
原 告 社会福祉法人公和会 (特養ルミエールの運営法人)
被 告 北海道新聞社 外5名 (F記者、札幌地域労組、鈴木一、多田めぐみ、坂本典子)
年内には是正勧告か?
札幌市は、私たちの内部告発をきっかけに、ルミエールの職員や利用者家族、 退職した元・職員らから聞き取り調査を続け、10月1日には「虐待が強く疑われる」 との中間報告を発表しました。
市はその後も調査を続け、いよいよ年内には最終的結論が出されるもようです。 それが「指導」なのか「勧告」や「命令」まで踏み込むのかは、未だ明らかではありません。
ルミエール関係者の話では、長沼理事長は11月末に札幌市に対し「市が組合寄りの結論を出すなら、 市を訴える」と述べたそうです。
虐待の事実を確認したら「組合寄り」と言う経営者に、 反省の色などあるはずもありません。そして「虐待は無い」と言い張る施設は、 未だに「虐待を防止する」職員教育に取組んでいません。
引き続きご支援をお願い致します。
【お知らせ】札幌地域労組建設国保ユニオンが闘っている裁判の証人尋問があります
と き 12月20日(月)13時30分~15時30分
ところ 札幌地裁7F15号法廷
事件名 懲戒処分無効確認等請求事件
原 告 今野嘉恵(SGU建設国保ユニオンの組合員)ほか1名
被 告 全国建設工事業国民健康保険組合北海道東支部