ルミエール高裁判決
5月16日(金)15:50~
場所は、札幌高裁(地裁と同じ建物)8階2号法廷です
①判決報告会
5月16日(金)16時~17時 弁護士会館(北1.西10)
②報告集会(夜の部)
18時30分~20時30分
北海道青年会館4階ホール(北6西6、自治労会館の真向い)
会費1,000円(お酒と軽食を用意してお待ちしています)
毎日新聞掲載記事
長沼理事長による人事権乱用
ルミエール長沼政幸理事長は、2000年2月の開設以来、ルミエールで事務職員として働いてきたAさんに対し、4月1日付けで介護職への異動を命じました。
異動を内示された当時、Aさんは通勤途中に凍結路面で転倒、右手首を骨折、 手を肩から吊って勤務していました。
そのような状態にあったAさんに対し、鈴木則子施設長は唐突に「介護職を命ずる」と内示し、「私なら辞める」と付け加えました。 最後に施設長は、「手、だいじょうぶ?」と言ったそうです。
Aさんが不当な扱いを受けているとの情報をキャッチしたルミエールユニオンは、 Aさんを組合加入させ、直ちに団交を申し入れました。
団交で城田仁事務局長は、「弁護士もこの人事は問題ない」と言っていると胸を張りました。いつも自信満々のルミエールです。
本来、本人同意が必要な職種変更を堂々と「問題ない」と言い張る姿勢は、 3度の裁判所の入所者への暴行の事実認定を受けても、未だに「虐待は一切なかった」 と開き直る経営姿勢に重なります。そこに共通するのは人権の軽視です。
札幌市はルミエールに対しての「04年12月改善命令」が、いかに重い処分であったかを、 私たちに強調します。
しかし、長沼政幸理事長にとっては、あの処分で収入が減った訳でもないし、 理事長の交替を命じられた訳でもなく、痛くも痒くもありません。昨年5月の札幌地裁判決は、 「札幌市の改善命令の後も虐待が続いていた」ことを事実認定しましたが、この部分に対する調査や処分は何らなされないままです。
私たちは、長沼政幸理事長のある意味一貫した開き直り姿勢と、これに対する札幌市の 指導が適切に行われてきたかについて、今後検証して行こうと思います。